インスタグラムの炎上例!気をつけるポイントは?
インスタグラムを使った広告宣伝活動は現代においてとても有効で、インスタ自動ツールを使用すれば効果はさらに倍増します。
しかしインスタ自動ツールは注目を集めるだけに、炎上などが発生した際に被害が拡大しやすいのが欠点です。インスタ自動ツールを有効に使うためにも、まずは過去に起きた炎上例を学んでおきましょう。
最も多いのは不適切発言による炎上
インスタ自動ツールを使った広告宣伝活動をする際に、最も気をつけなければいけないのが担当者による不適切な発言です。過去には世界的な大企業であるドルチェ&ガッバーナが、中国人を馬鹿にした投稿を行ったとして、中国全土から凄まじいバッシングを受けた事件が発生し、責任者が謝罪に追い込まれました。
特定の団体や外国人に対する差別発言や、ユーザーやフォロワーを馬鹿にするような言動がマイナスになるのは言うまでもありませんが、こうしたネガティブな投稿に自動ツールによる好評価がついてしまうと、被害を加速させるだけでなく宣伝工作をしているという点でも二次炎上が起きるようになります。
インスタグラムによる宣伝は、日本語が出来る人間であれば誰でも簡単に出来てしまうので、手の空いている暇な人間にまかせてしまいがちですが、現代においてソーシャルネットワークサービスの企業アカウント担当者は企業の顔となる存在です。
ある意味ではテレビCMで起用するタレントの人選よりも、重要な選択となることを意識して、仕事の能力が高いだけでなく人格面でも信頼の出来る人間を担当にしましょう。インターネットはネガティブな要素も拡散しやすいですが、同時にポジティブな要素も拡散しやすい空間です。 優秀な人材をインスタグラムの担当に据えることは、長期的に見れば決して悪い選択ではありません。
ステルスマーケティングは炎上しやすい
かつてマーケティングはテレビCMなどで正面から商品を宣伝する、ダイレクトマーケティングが主流でした。しかし近年ではインフルエンサーと呼ばれる影響力のある人たちに、さり気なく商品やサービスの宣伝をしてもらうステルスマーケティングが人気となっています。
ソニーの大ヒット商品であるウォークマンは、ソニーの社員たちが山の手線に乗り込んで見せびらかすように使い、流行しているように見せかけたエピソードで有名です。ステルスマーケティングは成功した場合、ブームが発生するなど爆発的な効果が出来る一方で、消費者に対する騙しであるという批判もあり、一部の外国では禁止されている宣伝方法です。
日本では直接ステルスマーケティングを規制する法律はないので、法的にはこうした宣伝戦略を採用することに対する問題はありません。しかしインターネットユーザーの感情はまた別の問題であり、こうしたやり方がバレると炎上が発生することが多いです。
対策として一番の効果的なのは、こうした宣伝戦略自体を採用しないことですが、宣伝効果の大きさを考えるとこれは出来るだけ避けたい方法です。
慈善の方法としては目立たない場所でいいので、この投稿はプロモーションですと断り書きを記載するやり方があります。分かりにくい位置であっても、きちんとプロモーションであることさえ告知しておけば、万が一炎上した場合でもその被害は最小限で抑えることが可能です。
意外なことからでも炎上は発生する
ここまで担当者による不適切な発言やステルスマーケティングによって、炎上が発生した例を紹介してきました。この2つはインターネット上で炎上する理由のも当然だと分かる、納得度の高い事例です。
しかし炎上は一見すると、なぜこんなことでバッシングが発生するのか分からないようなことでも発生することがあります。
その代表例が天災バッシングです、日本国内で地震や洪水といった大規模な天災が発生した翌日に、いつものように新商品の宣伝を告知する投稿を行った企業が、不謹慎だと攻撃を受ける、嘘のような話ですが実際に起こったことです。
1億人以上の人間が生活する日本では、常に不幸な事件が起こっているので、それら全てに配慮していたら何も出来なくなってしまうのですが、人間の感情はそう簡単なものではないということです。
2019年には任天堂が直接関係ないにも関わらず洪水の被害に配慮して新作発表を延期したことが話題になりました。直接事件を連想させるような商品やサービスではなかったとしても、多くの人間が犠牲になった直後は出来るだけ宣伝などを自粛するのが無難です。代わりに犠牲になった人たちに対する追悼メッセージなどを投稿するとよいでしょう。
ただしこれらは決して商品やサービスの宣伝と連動させてはいけません。事件を利用して金儲けをしようと企んでいると、インターネットユーザーから反感を買い大規模なバッシングに繋がる危険性が高いからです。
インスタグラムなどのソーシャルネットワークサービスを使った宣伝は、大きな効果が見込める一方で炎上によって企業にダメージを与える場合もあります。 こうしたリスクを避けるためにも過去の炎上事件について研究し、同じことを起こさないようにするのが大切です。
イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
サービス名 | wataAme (わたあめ) | GOEN (ゴエン) | OMAKASE (オマカセ) | insta-style (インスタイル) | Insta-UP (インスタップ) |
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