【ECサイト編】インスタグラムを使った集客術~マーケティング~
インスタグラムは今や世界的に人気になっており、サポートアプリも沢山リリースされています。中小問わず企業も当然利用しており、ECサイトの運営を考えるケースも少なくありません。そしてその場合、インスタグラムを使った集客術について考える必要があります。
そもそもECサイトとは何ですか?
オンラインショップとほぼ同じ意味であり、ネット上で商品の取引をするサイトの事をECサイトと言います。正式名称はエレクトロニック・コマースと言って、日本語に訳すなら「電子商取引」となります。
物品は勿論、体験型のサービス等も提供可能であり、場合によっては実店舗無しでネット上だけで会社を経営する事も不可能ではありません。人件費や店舗経営によって掛かる設備費等も最小限で済みますので、その分をサービスに還元出来る事が大きいメリットです。
始める場合は単店舗型とマルチテナント型、BtoBECサイト型とオムニチャネル型ECサイト、そしてグローバル対応越境ECサイト型の5つの中から、自社の状況に最も合った物を選ぶ事になります。そして、どの形態で始めるにしても、重要な要素になるのがマーケティングです。
ネットを利用する場合でも、実店舗経営の時と変わりはなく、同業他社の様子や利用者のニーズ等の調査は経営戦略に大きく関わってきます。 そういったマーケティング部分を特に強化して、ECサイトを運営したいと考えている場合、インスタグラム等との連動を考えるととても効果的です。
特に有効なのが、ビジネスプロフィールとインスタ自動ツールであり、この2つを上手く使えばマーケティングの質が全く変わります。ビジネスプロフィールにはアクセス数の多い時間や、利用者の位置や数を把握できる機能が付いていますし、それに合わせた宣伝広告機能もありますので、これを利用しない手はありません。
個人用のアカウントで行うよりも大きいメリットがありますので、必ず詳細を確認する事をお勧めします。
ビジネスプロフィールについて
インスタグラムには、個人仕様のプロフィール欄とビジネス仕様のビジネスプロフィール欄の2つがあります。ビジネス仕様の物にすると、会社へ直通するボタンをインスタグラム内に設置出来たり、メールや電話、会社案内等もアカウント内に準備しておくことが出来る様になります。
会社によっては、個人仕様の物でも支障が出ないケースもありますが、個人仕様プロフィールのままだと情報はクライアント側も会社側も全てをコメント欄に書き込まないといけなくなります。クライアントが多い場合はコメントが下の方に落ちてしまい、確認や再記入の手間が掛かりますし、場合によっては対応を見過ごしてしまうこともあります。
これ以外にもビジネスプロフィールにすると、Instagramインサイトと宣伝広告の2つの機能が使える様になることもポイントです。Instagramインサイトは自社のアカウントに接続した人の、性別や年齢、時間帯や位置情報を確認できるツールであり、宣伝広告機能は作成した広告を指定した条件の人のアカウントへ届ける機能を持っています。
両方ともマーケティングのデータ収集と、それに基づいたダイレクトな宣伝が出来るという意味で、会社にとって大きいメリットがあります。 他の利用法を考える場合でもInstagramインサイトで調べた情報を元に、近い条件の人をインスタ自動ツールで調べてその辺りの層の需要を満たせそうな商品を開発すれば、より大きい利益も見込めます。
こういったポイントを考慮していくならば、ビジネスプロフィールの利用はインスタグラム関係では必須と言っても過言ではありません。
インスタ自動ツールの注意点について
ECサイトとインスタグラムのビジネスプロフィールの使用を絡めつつ、インスタ自動ツールで条件に合う人達の動向を調べていけばより大きい利益にも繋がりますが、インスタ自動ツールの使用には幾つか注意点もあります。
まず、複数のインスタ自動ツールを1度に使うと反応が早くなりすぎることがあるので、その点に注意しないといけません。 「いいね」やコメントを自動でしてくれたり、興味がある情報を集めてくれると言う点において、インスタ自動ツールには大きいメリットがあります。
しかし複数の同じ趣旨のアプリを使い、同じ条件で検索を掛けていれば、同じ場所に足跡を連続で残すこともありますし、そこに宣伝機能も絡めて使ったりすると、ユーザーに宣伝のし過ぎと思われてしまうリスクが出て来ます。 マーケティングは効果的な経営戦略をするためにとても重要ですが、それにアプリを導入する場合は、その性能や相性等には、細心の注意が必要です。
設定についても、そのままの設定で特に条件を付けないままで行うと、予想と全く違う動きをしてしまうことも少なくありません。Instagramインサイト等で情報をしっかり集めつつ、それに基づいてインスタ自動ツールを使うとしたら、何の目的でアプリを使うのかを必ず考えを整理してから実行する様にして下さい。その上で、宣伝広告機能等と上手く組み合わせていけば、マーケティングのデータと実務面が上手く噛み合います。
ECサイトとは、通販サイトと同じ電子商取引サービスのことであり、インスタグラムと上手く組み合わせると効果的なマーケティングも可能になります。ビジネスプロフィールにして、Instagramインサイトや宣伝広告機能やインスタ自動ツールと組み合わせればとても効果的です。
ただし、インスタ自動ツール等は複数使うと反応が早くなりすぎる様な所がありますので、その点は注意して運用する様にして下さい。
イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
サービス名 | wataAme (わたあめ) | GOEN (ゴエン) | OMAKASE (オマカセ) | insta-style (インスタイル) | Insta-UP (インスタップ) |
自動アクション機能 | |||||
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